松戸市ではじめての葬儀を行う喪主様へ

松戸市ではじめての葬儀を行う喪主様へ

喪主の役割は、遺族の代表として葬儀を取り仕切ることです。葬儀社との打ち合わせや参列者への対応、出棺の挨拶など、一貫して儀式の中心で行動します。この記事では松戸市で初めて葬儀を行う喪主様が少しでも安心できるように、葬儀の事前準備を詳しく説明しますので、是非ご参考にしてください。

喪主を務めるのは誰か？

「喪主は誰が務めるか？」という疑問を持つ方は多いです。

実は喪主を務めるのは誰でも構いません。慣習的には血縁者が喪主を務めますが、もし故人様が遺言やエンディングノートで喪主を指名しているなら、その指名に従うのが良いでしょう。

故人様がエンディングノートや遺言で喪主を指名していないなら、一般的に故人の配偶者が喪主を務めます。仮に配偶者がいない場合や、病気や高齢などで喪主を遂行するのが難しいときは、別の方に任せましょう。喪主を務める方の優先順位は故人の長男、次男以降の直系の男性、長女、長女以降の直系の女性、故人の両親、故人の兄弟姉妹となります。

もし故人に血縁関係のある方がいない場合は、友人や知人が喪主を務めても構いません。喪主は葬儀の手配・準備のほか、参列者への気配りも必要です。少なからず負担がかかりますので、心身ともに健康な方が務めるのが理想です。

喪主がやるべきこととは？

喪主がやるべきことは、主に5つあります。

1.葬儀会社を選ぶ。

病院や施設で亡くなったとき、葬儀会社が決まっていれば、ご遺体の移送も葬儀会社へ依頼できます。葬儀会社は家族や親族と話し合い、近隣の評判を参考に信頼のおける葬儀会社を選びましょう。

葬儀では祭壇や斎場費、僧侶へのお布施、霊柩車代、火葬料、会食費、会葬御礼品など色々な費用が発生します。予算を念頭におき、葬儀会社や近親者と相談すると無駄な費用を支払わずに済みます。葬儀内容や葬儀規模がある程度イメージできてきたら、葬儀会社から見積を出してもらい説明を受けましょう。

2.通夜や葬儀の日時を決める。

葬儀会場や火葬場の空き状況、菩提寺の住職様の日程を把握しておき、葬儀社のスタッフと日程を調整します。遠方から来る参列者のスケジュールにも配慮して決めていきましょう。

3.菩提寺の住職様の日程を早めに確認する。

葬儀には葬送儀礼と呼ばれる、通夜、出棺火葬、葬儀式の各場面で住職様からお経をもらう儀式があります。先約の葬儀や法事で、菩提寺の住職のスケジュールがすでに埋まっているかもしれません。そうならないためにも、葬儀の希望日時を住職へ早めに伝えましょう。できるなら亡くなってすぐに第一報を入るのが望ましいです。住職との詳細な打ち合わせは、後日に改めて行います。

なお読経をお願いする菩提寺を持たない方は、葬儀社の僧侶紹介サービスを利用するのもお勧めです。僧侶紹介サービスを利用したい場合は、宗派やお布施の予算なども合わせて葬儀社のスタッフに相談すると良いでしょう。