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【知らないと損!】『形見分け』で失敗しないための賢い進め方と注意点

  • 更新:2025/4/28
  • 公開:2023/3/9

このような方に読まれています

  • 形見として特定の方へ渡すように言われている
  • 捨てるにはしのびない物がたくさんある
  • 形見として渡したいものがある

いつも身近にいる家族や親しく接していた知人が亡くなった時、あなたは大きな悲しみの中に取り残されてしまうでしょう。
しかし、忘れ形見として故人の思い出の品を手元に残しておくことができれば、故人を想う気持ちをいつまでも心に留めておくことができます。

遺品が故人の分身として扱われる形見分けの風習は、一体どのようにして生まれたのでしょうか。

この記事では、形見分けの基本から知っているようで意外と知らないマナーなど、形見分けについて網羅的にお伝えしていきます。

形見分けとは

故人の近親者や友人などに対し、故人が愛用していた、または思い出の詰まった品などを「形見(思い出の品)」として分配し、品物を通して故人を偲ぶことが「形見分け」と定義されています。

そのため、誰彼構わずに遺品を贈ることは形見分けには該当しません。
地域によっては、形見分けのことを「袖分け(そでわけ)」「裾分け(すそわけ)」「しょうぶわけ」などと呼びます。

形見分けは、仏教の祖である仏陀(ブッダ)が弟子に自身の遺品を渡したことがはじまりと言われています。

日本における形見分けの歴史は古く、はじめて形見分けについての記述が見られるのが平安時代です。

藤原道長一族のことを記した書物「栄華物語」にある「あはれなる御形見の衣は」という一節は、「悲しみを誘うお形見の衣は」と訳すことができ、現代の形見分けのことを指しているそうです。

当時、衣類は貴重な財産であると同時に、直接肌に触れる衣類は死者の霊魂がこもっていると考えられており、遺産分割も兼ねて形見分けが行われていました。

誰と形見分けするか

形見分けは、故人の配偶者や子供、孫、友人など故人と親しい間柄だった人物であれば誰でも受け取ることができます。

本来は立場の上の人間から立場の下の人間にするものですが、目上の方に形見分けすることが故人の供養になる場合や、目上の方から要望がある場合は、断りを入れた上でお渡しすれば失礼にはあたりません。

形見分けは勝手に行って良いものではなく、法定相続人全員の同意の下に行う必要があります。適切な手順を踏んでいないと後々トラブルになる可能性もありますので、必ず親族間で話し合って形見分けを行うようにしましょう。

形見分けの対象となる遺品はなにか

形見分けの対象となる遺産は大きく4つに分類できます。

・故人が日常的に使用していた品物
故人が最後まで身につけていた時計や普段使っていた万年筆などが該当します。故人の愛用品は、遺族や故人の知人に形見分けとして引き継ぐことが多いです。

・故人が着用していた衣服
衣類は昔から形見分けの対象となる品物でした。衣服は故人が直接肌に身につけていたものであり、どの遺品よりも故人を身近に感じることができます。特に着物や髪飾りは形見分けで重宝されます。

・故人が集めていたコレクション類
食器類や模型などのコレクションも形見分けの対象です。収集していたコレクションは、共通の趣味を持つ知人など、その品物に興味がある人物に渡すと良いでしょう。ただし、コレクション類は財産的価値を持つものもありますので、形見分けは慎重に行いましょう。

・故人の使用していた仏具
仏教徒の方は通常、自分用の数珠を持っています。基本的に故人が生前使用していた数珠は、葬儀の時に棺に入れるのがマナーとされています。中には数珠を代々受け継いでいる家庭もあり、数珠を子どもが受け継ぐ場合もあります。また、故人が数珠を複数持っていた場合は、1本は棺に入れて残りは形見分けとして分配することもあります。

形見分けと税金について

基本的に資産価値のあるものは形見分けの対象とはなりにくいのですが、形見分けと税金の関係を理解せずに形見分けを行ってしまうと、思わぬ形で税金が発生する恐れがあります。

通常、故人(被相続人)が土地や住宅、預貯金、現金など資産的価値のある財産を所有していた場合は、相続人に相続、もしくは贈与が行われます。一方、資産的価値がないと判断された品物は、相続人全員の同意の下、形見分けが行われます。しかし、形見分けした品物に資産的な価値があった場合は、品物を受け取った相手に贈与税が発生します。

贈与税とは、その年の1月1日~12月31日までの1年間に110万円を超える財産を受け取った人が負担する国税です。110万円は基礎控除として差し引かれ、残額に応じた税率を残額と掛けて算出されます。故人との関係や受け取る側の年齢によっても税率が異なります。
資産価値があると見なされる可能性のあるものは以下のとおりです。

・書画骨董など美術品
・宝飾品の類
・着物
・趣味のコレクション
・盆栽

資産価値があるかどうか判断に迷う場合は、プロに査定や鑑定をお願いしてから形見分けを行いましょう。

形見分けをする時期

形見分けの時期にルールはありませんが、宗教によって適切な時期が異なります。ここでは、「仏教」「神道」「キリスト教」の3つの宗教のケースについて解説します。

仏教の場合

仏教の場合、忌明けである四十九日法要を目安として形見分けを行います。故人は初七日から7日ごとに裁きを受けて、四十九日で来世の行き先が決まります。遺族たちは故人が極楽浄土へ行けるよう四十九日法要を執り行い、故人の冥福を祈ります。忌服期間を終え、忌明けを迎えると、家族や親族は日常の生活に戻り、その後形見分けを行います。ご家族や地域によっては、「五七日(いつなのか)」を忌明けとするケースがあります。

神道の場合

神道では、故人の魂は家や家族を守る守護神になると考えられています。葬儀が終わると10日毎に霊祭を執り行い、五十日祭で守護神として家に迎えられます。五十日祭で忌明けとなりますので、五十日祭のタイミングで形見分けを行います。なお、宗派によって形見分けの時期は異なりますが、多くの場合は五十日祭もしくは三十日祭で形見分けを行うようです。

キリスト教の場合

キリスト教は、主にカトリックとプロテスタントに分けられます。カトリックは、故人の没後から数えて3日目、7日目、30日目に追悼ミサを行います。プロテスタントは、故人の亡くなった1ヵ月後に追悼ミサを行います。もともとキリスト教には形見分けという概念はありませんが、日本では30日が経過した追悼ミサ及び召天記念式後に形見分けが行われます。

形見分けのマナー

形見分けを行う際、ただそのまま渡せば良いという訳ではありません。形見分けにもマナーがあり、マナーを守って遺品を渡さないとせっかくの形見分けが台無しになってしまう恐れがあります。また、マナーを守って形見分けを行うことは、品物を大切に長く使って貰うことにも繋がります。ここでは、形見分けの際に抑えておきたい基本的なマナーをご紹介します。

品物はキレイにしてから渡す

形見分けの品物が壊れていたり、汚れていたりしたら受け取った側はどんな気持ちになるでしょうか。親族ならまだしも、故人の親しい友人などへ贈る際は十分に気を配るべきです。例えば、衣服はクリーニングに出す、時計などの機械類は故障箇所がないかチェックしておきましょう。食器類や美術品などは無理に自分たちで修復はせずに専門の業者に依頼します。受け取る側から、故人が使用していた状態のまま受け取りたいといった要望がない限りは、形見分けの品物を綺麗な状態で渡すのがマナーです。

半紙に包んで渡す

一般的に、形見分けはプレゼントのような派手な包装は必要なく、裸のまま渡してもマナー違反にはなりません。どうしても包装して渡したいということであれば、半紙などの白い紙で包装して渡しましょう。表書きは、仏式は「遺品」、神式は「偲ぶ草」とします。また、相手が遠方にいる場合、品物が壊れないように包装した上で、故人の名前と形見分けであることを書き添えて送ります。

実際にあった形見分けのトラブル事例

故人のことを想えば、なるべくトラブルは避けたいものですが、形見分けはトラブルなりやすいので慎重に行う必要があります。ここでは、形見分けで起こる代表的なトラブルの事例をご紹介しますので、形見分けを検討している方は参考にしてトラブルを回避しましょう。

・親戚・知人間でのトラブル
遺族は、相続の手続きや故人の遺品関係のことを早く終わらせたい場合、自分たちで処分するか遺品整理業者へ依頼することになります。形見分けの品物は大半が金銭的な価値を持たないため、誤って処分してしまうことがあります。しかし、その中に親族や知人に形見分けすべき物や受け取りの希望があったものがあれば、遺品を処分したことがトラブルの引き金になってしまいます。
故人が使用し、思い出の詰まった品物はこの世に2つと存在しません。故人が生前中に親族や知人に渡す約束をしていた品物が処分されたと知れば、関係者は怒りと共に悲しみに暮れる上に、故人の遺志もないがしろにしてしまう結果となります。
取り返しのつかないことにならないためにも、遺品の整理は慎重に行うべきでしょう。

親戚・知人間でのトラブル

遺族は、相続の手続きや故人の遺品関係のことを早く終わらせたい場合、自分たちで処分するか遺品整理業者へ依頼することになります。形見分けの品物は大半が金銭的な価値を持たないため、誤って処分してしまうことがあります。しかし、その中に親族や知人に形見分けすべき物や受け取りの希望があったものがあれば、遺品を処分したことがトラブルの引き金になってしまいます。
故人が使用し、思い出の詰まった品物はこの世に2つと存在しません。故人が生前中に親族や知人に渡す約束をしていた品物が処分されたと知れば、関係者は怒りと共に悲しみに暮れる上に、故人の遺志もないがしろにしてしまう結果となります。
取り返しのつかないことにならないためにも、遺品の整理は慎重に行うべきでしょう。

相続に関するトラブル

遺品を形見分けで受け取る場合、贈与税の基礎控除額を超える品物を受け取ってしまうと、税金を納めなくてはなりません。
形見分けをする際、最も注意しなければならないのが「時価」です。遺品を購入した時は安くても、形見分けの時には資産価値が高くなっているケースがあります。特にアクセサリー類は資産価値が高く、時代の変化と共に値が高騰する可能性もあるので、素人には判断が難しいことがあります。形見分けの際に、思いもよらない贈与税が発生することは珍しくはありません。こういったトラブルを回避するためにも、事前に遺品の金額や資産価値を調べた上で形見分けを行いましょう。

まとめ

ここでは、形見分けの基礎知識やマナー、実際にあった事例についてご紹介しました。
形見分けは、品物を通して故人をいつでも思い出すことができる温かみのある供養の1つです。故人の思いを尊重し、形見分けで遺族や知人とトラブルにならないためにも、この記事を参考にしつつ、分からないことは信頼できる弁護士や遺品整理業者などプロの専門家に相談しながら形見分けを進めることをおすすめします。

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