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これで引き出物・香典返しには困らない ~引き出物・香典返しのイロハ~

  • 更新:2023/12/29
  • 公開:2023/2/28

このような方に読まれています

  • 香典返し、引き出物、何がよい?
  • あげてはダメな物がある?
  • 引き出物・香典返しの相場を知りたい

葬儀や法事の際に都度用意する香典返しや引き出物。相場やマナーにあった品物選びに毎回手間がかかります。

法要の引き出物は「御供のお礼」、香典返しは「香典のお礼」と呼ばれています。

この記事では引き出物の基本知識と、選ぶポイント別のおすすめ品をご紹介します。

そもそも引き出物とは

引き出物とは、平安時代の貴族が宴会において、盛況を喜び招待客に馬を送ったことから、庭に引き出されたお土産の馬、という意味で「引き出物」と呼ばれるようになりました。

室町時代になり貨幣が渡されるようになっても「馬代(うましろ)」「代馬(だいば)」と言い、馬の代わりの金銭、という呼称が残っていました。

語源は喜ばしいことへの返礼品なので、本来「引き出物」とは慶事のお土産を指し、法事での贈答品は「香典返し」「返礼品」などと呼んだ方が相応しくはありますが、慣習として法事での贈答品も「引き出物」と呼んで間違いではありません。

法事の引き出物の相場の金額

「香典返し」という言葉どおり、戴いた香典の3分の1、もしくは半分程度のお返しであれば十分です。

ただし、参列者に法事の後の会食にも参加いただく場合はその食事代がすでにお礼となっているので、引き出物は2,000円~3,000円の簡素なもので良いという慣習になっています。
例えば、食事代5,000円と引き出物2,000円、計7,000円ならば、香典が1万円だったとしても7割をお返しできていることになります。

法事の引き出物を選ぶポイント

引き出物選びにもポイントがあります。形に残らないもの、重くないもの、また法事ならではのポイントとして派手ではないものを選びます。

以下詳細を見てみましょう。

形に残らないもの

形に残る記念品などは、万人の好みに合うものは存在しないため、誰にでも喜ばれる物を選ぶことは不可能です。

法事の引き出物に限らず、ちょっとしたお礼の品ではいわゆる「消えもの」と呼ばれる食べ物や消耗品が、差し上げる方も貰う方も負担がないものです。

重くないもの

バブル時代には、大きくて重量のあるものの方が豪華な贈答品としてありがたがられる傾向がありました。

しかし、遠方から来られる方の事情を考えると、現代では重いものは避けた方が親切です。僧侶の読経の場から会食の場に移動する場合でも、各自が持って移動するとなると手間をかけることになるので、軽くてかさ張らない物が良いでしょう。

派手ではないもの

結婚式などの慶事では、派手で明るい、おめでたい物に関連付けた品選びが必要ですが、逆に法事の引き出物は、控え目で質素、質実剛健なものを選びましょう。

法事によくある引き出物の例

選ぶポイントが分かったところで、ここではおすすめの引き出物例をご紹介します。
詰め合わせの量によって値段も選べるので、香典の額に合わせて内容量を考えると良いでしょう。

お茶類

日本茶、紅茶、コーヒーなど。
日本茶は軽くてかさ張らず、どの家庭でももらって困るものではないため重宝されます。

法事の引き出物にお茶が多用されることから、結婚式の引き出物ではお茶は避けられる傾向があるほどです。
紅茶やコーヒーは趣向品ですが、故人が好きだった特定の銘柄などがあれば思い出を偲ぶ品になるでしょう。

小袋に包装されているもの

缶詰詰め合わせ、お茶漬け詰め合わせ、煎餅の小袋詰め合わせなど。
個別に包装されていれば急いで食べる必要もなく、周囲にもお裾分けできるので貰う方も負担がありません。

日持ちがするもの

そうめん、海苔、乾燥しいたけ、酒など。
桐箱入りのそうめんなどは日持ちがし、見た目も伝統的で美しいため夏の法事の引き出物として無難です。海苔や乾物なども日持ちがし、いくらあっても困るものではないためご家庭では重宝するでしょう。

酒は重いものですが、小瓶で地元の銘酒などを差し上げると遠方からの参列者には喜ばれます。

生活消耗品

ハンドタオル、石鹸、洗剤、入浴剤など。
お風呂まわりのものは「悲しみを洗い流すように」との願掛けで法事の引き出物に好まれましたが、昨今では「香害」と呼ばれ、香りの好みの差が激しくなっていることから人気は下火傾向にあるようです。

ハンドタオルなどはシンプルな柄を選べば万人が使え、軽くて持ち運びも便利なため喜ばれます。

話題にして消費できるもの

家名や家紋入りのカステラ、どら焼き、饅頭など。
法事の引き出物として上記のようなものを制作してくる和菓子店が増えています。家紋をよくよく見る機会は少ないため話題に上がるでしょう。

日持ちはしないものもありますが、帰宅後の家庭で故人の思い出話をしながらすぐに食べる事ができ、戴いたまま忘れられてしまう乾物よりも、記憶に残る贈り物となるかもしれません。

カタログギフト

法事当日にカタログを渡し、後から各自で選んでもらうカタログも人気です。

実際に不要な物を戴くのに比べ自身で選べるカタログは喜ばれるものですが、地域によっては情緒がないと判断されることもあるので、親戚の方や地域の風習に詳しい方に確認されると良いでしょう。

人数分のカタログを用意するとなると相当な量になりますが、カタログの配送先を自宅やお寺、会食の場など指定することができます。また、参列者が選んだ品が実際に配送される時は、遺族の名前入りの御礼状なども同封してもらえます。

昨今の簡略化事情

昨今では引き出物が簡略化される傾向も強まっています。昔ながらの風習と言っても、法事で引き出物を渡すことが一般化したのは戦後くらいからなので、伝統とは言い難い、慣習に過ぎません。

例えば会食を豪華にすることによって引き出物を省略する、参列者の年齢や関係性によって数種類の引き出物を用意する、カタログで選んでもらう、当日渡さず後から自宅に配送する、など、遺族の考え方によって様々な方法があります。

まとめ

引き出物の語源と成り立ち、おすすめの具体品目と昨今の事情をご紹介しました。通夜や葬儀では突然の訃報に駆け付けてくれた方々へ、1周忌以降の法事では長く供養に付き合ってくださる参列者へ、感謝を表す方法としての引き出物です。

賢く選んでお礼の気持ちを伝えたいものです。

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