【さいたま市西区】赤ちゃん・お子様の葬儀に関して

赤ちゃん・お子様の葬儀に関して

お子様や赤ちゃんが自分たちよりも先に亡くなってしまうことは非常に辛いことです。幼くして亡くなったお子様や赤ちゃんの葬儀は、ご両親はもちろん、周囲の方やお子様のお友達にも非常に大きな悲しみとなります。その中でも、親や家族として死後の対応をしていかなければなりません。皆さんが向き合わなければならなくなった時に、知っておいていただきたいことについて、アドバイスとポイントをまとめました。

赤ちゃん・お子様の葬儀・葬式はどう行う？

赤ちゃん・お子様の葬儀・葬式の全体的な流れや行うことは大人の葬儀・葬式と同様です。しかし、赤ちゃん・お子様が親より先に亡くなるケースは少なく、親が赤ちゃん・お子様を見送るという特殊性があります。通常、喪主は父親が務めますが、父親がいない場合には母親が務めるという形式が一般的です。赤ちゃん・お子様の葬儀でも、火葬だけをおこなうケース、家族葬で行うケース、一般葬で行うケースと様々です。一般葬で行うケースにおいては、お子様が園児や学生であった場合には、お子様の参列者が多くなるという特徴があります。

赤ちゃん・お子様の葬儀・葬式の手配方法

葬儀は葬儀社に依頼することになります。葬儀社を決めたら、できるだけ早く連絡を取りましょう。また、菩提寺やお付き合いのある教会や神社があり、葬儀を依頼するのであれば、なるべく早い段階で連絡を入れておきます。亡くなった直後から葬儀が終わるまで、葬儀社が適切なタイミングで必要な説明をしながら進行してくれますので、葬儀社の担当者と相談しながら葬儀を進めます。

赤ちゃん・お子様の葬儀・葬式を行う際の注意点

一般的な葬儀と特に注意すべきところも変わりありませんが、子どもの参列者が多い場合には、亡くなったお子様との対面を希望する子どもが多くなることがあります。その要望に応えるために、葬儀社と協力して十分な時間を確保することが重要です。また、通夜時に用意する食事にも配慮が必要です。

親は火葬場に行ってはいけない？

昔は、赤ちゃん・お子様が親より先に亡くなった場合、親が火葬場に行かないという風習が広く行われていました。これは、嘆き悲しむ親の気持ちへの配慮とされる説もあれば、お子様が親より先に亡くなることが最大の親不孝とされ、親が火葬に立ち会う必要がないという説もあります。しかし、現代では親が火葬場に行くことが一般的となっており、昔の風習を気にせず、自分の気持ちを優先することが推奨されます。

必要となる主な届出や手続き

死亡届や火葬場の利用手続きなど葬儀に必要な届出や手続きは葬儀社が代行してくださることが一般的です。そのほかお子様が亡くなった場合に必要な主な手続きとしては下記が挙げられます。

01 幼稚園や学校の除籍手続き

お子様が園児、児童、または学生であった場合、在籍していた保育所、幼稚園に連絡することが必要です。死亡の事実を確認次第、通常は自動的に除籍（退学とは言いません）となります。しかし、学校に置いていた物品の引き取りや未精算の費用の処理など、さまざまなやり取りが必要になるため、学校への連絡は欠かせません。

02 公的な給付金や手当等の受給停止

児童手当、児童扶養手当、小児医療費の助成、ひとり親家庭等医療費の補助を受けていた場合、資格喪失の手続きを行う必要があります。また、パスポートや身体障害者手帳を持っていた場合は返納手続きも行わなければなりません。

03 保険金の請求や解約

お子様がこども保険やがん保険、傷害保険などに加入しており、死亡やその原因が保険の対象となる場合は、保険金の請求を行います。

04 銀行の手続き

赤ちゃん・お子様でも年齢によっては金融機関に口座を持っていることが珍しくありません。そのため、口座の状況に応じて、銀行などの各金融機関で相続や解約の手続きを行う必要があります。

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