港区で家族だけで葬儀をご検討の方へ

家族だけで見送る葬儀とは？

「家族葬」と呼ばれる少人数で行う葬儀形式をご存知でしょうか。家族葬では、特に故人様と関わりの深かった家族や親族・親しい友人や知人のみでお別れをするので、ゆっくりとリラックスした時間を過ごせます。はっきりとした定義はありませんが、家族葬の参列人数は15名程度が一般的です。

密葬と家族葬の違いとは？

「密葬」とは、親族だけで行う葬儀の形式です。一般的に密葬を行なった後日、改めて大勢での葬儀が執り行われます。対して家族葬では、家族や親族・親しい友人や知人のみでの葬儀を1度だけ行います。

家族葬のメリットとは？

家族葬には主に3つのメリットがあります。

1.費用・身体的な負担が軽い

葬儀の規模が小さく少人数で行われるので、小さな式場でも十分なスペースを確保できます。小さい式場を利用するので、式場利用料も一般葬に比べて安く済みます。また2019年のコロナウイルス蔓延に伴い、感染拡大の防止策の意味でも家族葬が選ばれる傾向にあります。

2.精神的な負担が少なくない

一般葬では、大切な方を亡くした直後の疲弊した状態で、一般の参列者への対応をしなければなりません。家族葬なら一般参列者への挨拶や気遣いの労力が軽減できます。そのぶん故人様との最後の時間をゆっくりと過ごせます。

3.料理や返礼品の自由度が高い

大規模な葬儀である一般葬では、料理や返礼品の用意を葬儀社に依頼する場合が多いです。対して家族葬では、参列者数が少ないので、たとえば行きつけのお店での会食もできます。

家族葬を行う際の注意点

家族葬では、呼ばれなかった親族の不満がトラブルの原因になりやすいです。どこまでの親族を呼ぶか明確な線引きがないせいで、不平不満が生まれます。トラブル回避の意味でも、誰に参列してもらうか生前に聞いておいたり、親族と前もって話し合っておきましょう。

家族葬では、葬儀に参列しない親族や、故人様の交友関係への理解と配慮が重要です。生前に故人様が参列者を決めた場合は、故人様の意志で参列者を決めたことを伝えて、呼ばれなかった方に理解してもらいましょう。また葬儀とは別に「故人様を偲ぶ会」を開き、家族葬に呼ばれなかった方にお別れの機会を提供するのも1つの方法です。