港区で行う費用が安い葬儀「火葬式」とは？

火葬式とは？

一般的な形式のお葬式ではなく、形式を簡略化したお葬式を希望する方が、最近では多くいらっしゃいます。簡略化された葬儀の中でも「火葬式」など、お通夜や告別式などを行わずに故人を見送る葬儀をご希望される方が港区でも増えています。

葬儀全体の2割以上はこの「火葬式」が占めているという調査結果もある中、この記事では「火葬式」に関して詳しくご紹介します。

火葬式の流れとは？

火葬式に馴染みがない方が大半のようで、葬儀の流れが分からない方も多いのが現状です。初めに逝去後の流れを簡単にご説明します。

逝去から火葬式までの流れ

①病院や警察でご逝去後、葬儀社へ連絡しましょう。

②葬儀社に「火葬式を希望する」と伝えてください。そのとき自宅で安置するか、葬儀社の安置施設で安置をするか選べます。ご希望の安置場所をお伝えください。

③安置から24時間が経過したら、火葬場へ搬送します。

④故人とは火葬場でお別れです。宗教者をお呼びし、火葬炉の前で読経をいただく場合もあります。

⑤火葬の後、収骨を行い終了です。

火葬式のメリットとは？

火葬式には主に2つのメリットがあります。

心身への負担が少ない

大勢の方をお呼びする一般的な葬儀では、大切な方を失った悲しみの最中に、参列者への対応をしなければなりません。対して火葬式は、親族や身近な方々で行う大変シンプルな葬儀形態です。参列者数も少ないので、従来的な葬儀と比べて気を遣う必要がなく、精神的・体力的な消耗を少なくできます。

コロナウイルス感染拡大の防止になる

一般的な形式のお葬式には、大勢の方々が集まります。人が集まれば、それだけコロナウイルス感染のリスクが高まります。一方、火葬式は短い時間でお別れができるので、感染のリスクを抑えられます。

火葬式のデメリットとは？

火葬式の2つのデメリットも知っておきましょう。

お付き合いのあるお寺とトラブルになるかもしれない

以前から付き合いのあるお寺（菩提寺）がある場合、先祖と同様に故人も通常そこへ納骨されます。しかし火葬式を執り行ったせいで、菩提寺から納骨を拒否されるかもしれません。「戒名をつけられていない」「儀式をしていない」などの理由から檀家と寺の関係性が壊れ、結果として納骨を拒否されるかもしれないのです。こうした納骨拒否を避けるためにも、火葬式を行う際は、事前に菩提寺へ相談をしましょう。もしお寺と付き合い続けるのが困難だったり、負担だったりするなら、樹木葬や永代供養墓を選択するのも一つの考えです。

後悔する可能性がある

故人をお見送りする時間が少なく、物足りなさを感じるかもしれません。一般的な形式のお葬式には、お通夜やご葬儀・告別式など、故人へ祈りを捧げ、弔う時間が多くあります。お通夜や告別式を省略した火葬式では、お別れの時間が少なかったと悔いが残るかもしれません。

火葬式をお考えの方は”まずは相談”を

火葬式をお考えの方は、初めに「親族」「お付き合いのあるお寺」「葬儀社スタッフ」へ相談しましょう。家族葬のでは、葬儀に関する相談をいつでも受け付けております。葬儀形式に関する相談以外にも、葬儀費用や葬儀当日の流れなど、葬儀に関するすべての疑問にお答えします。どんな疑問・お悩みでも構いません。いつでもお気軽にご相談ください。