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日蓮宗の葬儀に参列するために最低限知っておくべきこと

  • 更新:2025/4/28
  • 公開:2023/2/27

このような方に読まれています

  • 日蓮宗の葬儀をきちんと知りたい
  • 菩提寺が日蓮宗
  • 日蓮宗の葬儀に参列する

日蓮宗という日本仏教があります。
鎌倉時代に、日蓮という僧侶を開祖として誕生した日本仏教の宗派です。

日本仏教では日蓮宗をはじめとする様々な宗派が存在しますが、宗旨ごとに葬儀の行い方は異なります。

この記事では、日蓮宗の葬儀に参列するために最低限知っておくべき知識をご紹介します。

日蓮宗とは?

日蓮宗とは、鎌倉時代の僧侶である「日蓮」を開祖とする日本仏教の宗派であり、お釈迦さまが説いた教えである「法華経(ほけきょう)」を信仰します。

日蓮宗では「お題目」と呼ばれるお経を重視しており、「法華経に帰依します」という意味を持つ、「南無妙法蓮華経」という言葉を唱えることで有名です。

日蓮はこの七文字に、法華経の功徳のすべてが込められているとしました。お題目を唱え続けることによって、現世にいながらにして悟りを開き、仏の状態となる「即身成仏」を達成できるという教えも特徴的な宗旨です。

日蓮宗の葬儀が他宗教と異なる点

日蓮宗は、葬儀において他の宗派、および宗教と異なる点がいくつか存在します。

その中でも特に大きな違いがみられる点をご紹介します。

会葬者が参加型でお題目を唱える

他の宗派では僧侶がお経をあげるのが一般的ですが、日蓮宗の葬儀においては会葬者もお題目を唱えることになっています。

日蓮宗の経典である法華経の功徳が込められた「南無妙法蓮華経」のお題目を繰り返し唱えることにより、故人の法華経に対する信心深さを示し讃えます。

信仰の深さで成仏できると考える

日蓮宗では、信心の深さを示すことで、お釈迦さまが教えを説いた地である「霊山浄土」でお釈迦さまに会えて成仏することができるという教えがあります。

そのため、故人を成仏させるために、僧侶・会葬者が一緒になってお題目を唱えるということは非常に重要なことなのです。

日蓮宗における葬儀について

日蓮宗には多数の流派がありますが、いずれの流派も葬儀の流れはおおむね以下のとおりです。

会葬者が僧侶とともにお題目を唱える(総礼・唱題)点や、仏さまを招くための鳴り物の演奏が多いのが特徴であり、中でも「開棺(かいかん)」と「引導(いんどう)」は日蓮宗ならではの儀式です。これらについては後ほど詳しくご紹介します。

日蓮宗の葬儀の流れ

1. 僧侶入場、開式挨拶

2. 総礼、道場偈、三宝礼、勧請
・総礼(そうらい):僧侶と会葬者が「南無妙法蓮華経」のお題目を3回唱えます。
・道場偈(どうじょうげ):様々な仏さまをお呼びするための声明曲を流します。
・三宝礼(さんぽうらい):仏教における「三宝」である仏・法・僧に対する礼拝です。
・勧請(かんじょう):久遠釈尊や四菩薩、日蓮聖人をお招きする儀式です。

3. 開経偈、読経、咒讃鐃鈸(しゅさんにょうはち)
供養のための鳴り物の演奏で、僧侶が複数人いる場合に行われます。

4. 開棺(かいかん)
僧侶が中啓と呼ばれる扇で棺を打ち、式文を唱えます。

5. 引導(いんどう)
払子という道具を使って僧侶が焼香します。

6. 祖訓(そくん)、唱題、会葬者の焼香

7. 宝塔偈、回向(えこう)
死後、故人の魂がより良いところに行けるようにお祈りします。

8. 四誓(しせい)、三帰(さんき)、奉送(ぶそう)
仏さまをお送りするための儀式です。

9. 閉式の挨拶、僧侶の退場

以上が一般的な流れです。難しい用語も多くありますが、特に会葬後の焼香の後は、僧侶が種々のお祈りや誓いの言葉を唱える儀式で占められています。

開棺

開棺(かいかん)は、後ほど説明する「引導」の前に行う儀式であり、亡くなった人の迷いを転じて悟りに入ることを予告する意味を持つ儀式です。

お坊さんが棺の前に進み、本尊に一礼して焼香をした後、位牌にかかっている覆いを取り去ります。その後、「中啓」と呼ばれる扇で棺の蓋を軽く3回叩き式文を唱えます。

この時、祭壇に食事やお茶などの供物をお供えするのが本来の開棺のやり方ですが、あらかじめ祭壇に供物やお膳を供えておき、工程を省略することもあります。

引導

引導(いんどう)は「開棺」の後に行う儀式です。僧侶が棺の前に進み、払子(ほっす)という法具を3回振った後、焼香を3回してから「引導文」という文を読み上げます。

霊山浄土に往くことは安心であるということを説いた上で、故人の徳を称え、法号の由来などを述べます。

そして「法華経への信仰をもつことは尊いことである」と讃えます。故人の徳を讃える部分は「歎徳(たんどく)」といいます。この儀式の後、会葬者は後述する日蓮宗の作法で焼香します。

日蓮宗での葬儀の特色 ~焼香の作法と数珠~

ここでは、日蓮宗における葬儀の特色のうち、焼香の作法と数珠の形状や扱い方に焦点を絞ってご紹介します。焼香の作法だけでなく、数珠の形状や持ち方も宗派によって変わるため気を付けましょう。

焼香について

葬儀の際、僧侶による読経が終了した後に、「南無妙法蓮華経」を唱える「唱題」が行われます。
その間、会葬者は焼香を行います。日蓮宗の場合は、合掌してから一礼し、焼香盆の中から右手の親指と人差し指でお香をひとつまみとって火種に振りかけます。

この際、数珠は左手に持ちます。額におしいただく回数は、僧侶が3回、会葬者は1回です。お線香を立てる形の焼香の場合は、1本か3本立てます。

数珠について

日蓮宗の数珠は他の宗派の数珠とは少しデザインが異なります。日蓮宗を信仰するご遺族の方は日蓮宗の数珠を用意できますが、会葬者はわざわざ日蓮宗の数珠を買い直す必要はありません。

既存の数珠を持って参列して構いませんが、日蓮宗の数珠のデザインについては以下でご紹介します。

2つの房と3つの房が双方にある数珠

仏教における数珠は、珠の数が108個あるものが正式です。これは日蓮宗においても変わりませんが、日蓮宗のお数珠は、さらに「親珠」と呼ばれる大きな珠が2個、「四天珠」と呼ばれる小さな珠が4個多くついているのが特徴です。

また、片側に3本、もう片方に2本の房がついていることももう一つの特徴です。房が3本出ている方の親珠が「多宝如来」を、もう一方の親珠は「釈迦如来」を表していると言われています。

房が3本出ている方を左手の中指にかけ、ここで一度ひねって、房が2本出ている方を右手の中指にかけて手を合わせる持ち方をします。

数珠に菊房がついている

また、日蓮宗本来の数珠の場合、数珠に菊房がついていることも特徴です。

菊房とは小さな丸い形の房で、数珠によってデザインや色は様々なパターンがあります。菊房のことを「梵天房」と呼ぶこともあります。

日蓮宗での香典の表書き

最後に、日蓮宗における香典の表書きについてご紹介します。香典とは、正式には亡くなった方の霊前にお供えするお線香や花の代わりとなるものを指します。

現代では、亡くなられた方へお供えする金品のことを指して香典と呼ぶのが一般的です。他の多くの宗派と同じく、日蓮宗においては、四十九日より前の法要では不祝儀袋の表書きに「御霊前」もしくは「御香典」と書きます。

それ以降の法要では、「御仏前」か「御香典」と書くので注意しましょう。香典の表書きにこのような区別がなされるのは、四十九日をもって亡くなった方が成仏するという考えに基づきます。

まとめ

本記事では、日蓮宗の葬儀に会葬する際に知っておくべき事柄をご紹介しました。日蓮宗の葬儀では、会葬者も含めた全員で読経する場面があります。

これは他の宗派ではあまり見られないことです。他の宗派を信仰していたり、無宗教であったりすると戸惑いを感じてしまうこともあるでしょう。参列する宗派の葬儀については、事前に進み方などを知っておくことが大切です。

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